ジルオール〜インフィニット ツッコミ入りプレイ記録
※ちなみに女主人公の名前は「レイス」です。
※ツッコミ部分は赤色文字になってます。

プロローグノーブルの大通り〜ノーブルを去るロストールにて猫屋敷まで


ノーブルの大通り〜ノーブルを去る■■■

ノーブルの大通りでレムオンの弟エストに出会う。
「あの…、ちょっといいかな?」
エストは女の子みたいなかわいい感じの少年です。レムオンと同じ金髪。しかし、ノーブルですら浮きまくる真っ青な貴族服着用。
「僕…兄さんに会うためにこのノーブルに来たんだ。金髪で背の高い旅人を知らない?」
あ、その人に会いましたよ!
「一見、すごく冷たそうなんだけど…」
うーんと考え込むレイス。
「ホントはとってもやさしい頼りになる人なんだ。知らない?」
思い切り首を横に振るレイス。
えっ、なぜ!!? だってまさにレムオンさんでしょ。いや、まさか「やさしい」って所で人違いと思いましたか、レイス!?
「そう…、ありがとう」
お礼を言いつつ、うなだれるエスト。
「あ、僕の名はエスト。…よかったら、君の名を聞かせてほしいな」
頷くレイス。
「レイス…。ステキな名前だね。それじゃあ」
名前を誉めてくれるのは嬉しいですが、なぜ、すぐ立ち去ってゆきますか、エストー!

大通りで立ち止まり、ぼーっと空を見上げるレイスにぶつかる少女。
「ごめんなさい! だいじょうぶですかぁ?」
ぶつかり、こけたのにもかかわらず、立ち上がって謝る少女。
彼女はリルビーのルルアンタ。リルビーは成人しても子供の背丈しかなく、外見も子供にしか見えないそうです。

頷くレイス。

ルルアンタ
「フリントさんね、今日出発なの。だから、ルルアンタも急いでて…。ごめんなさい!」
そして軽く肯いたあと、宿屋へと走り去るルルアンタ。
ちなみにこの後、宿屋に行っても、ルルアンタには会えませんでした。

再びエストと出会う。

「あ…、レイス。や、やあ 」
なぜ、どもる…。
「さっきはいきなり話しかけて、しかも、さっさと行っちゃって…ゴメンね」
あっ、そういうことですか。
首を振るレイス。
「そう言ってくれるとホッとする。じゃ、あらためて、ちゃんと自己紹介するね。僕はエスト。考古学者。闇の神器というものについて研究しているんだ。闇の神器は破壊神ウルグの復活に使われた魔導器でね。ものすごい力を秘めているんだ。それを使えば、僕みたいにひ弱な男でもものすごく強い戦士や怪物をひとひねりにできるんだ」
何か最後、すごく怖いこと言ってませんでしたかー!?
何でそんなことすんの?という身振りをするレイス。小さく首を振るエスト。
「フフ、別に僕は強くなりたくて、闇の神器を求めてるわけじゃないよ」
でも、そう聞こえましたよ。
「僕はね、古代の魔法文明の力を借りたいんだ。闇の神器は古代の失われた魔法文明の技で造られた物なんだよ。その謎を解き明かすことができれば人類はものすごい力を手に入れることができる。そうすれば、みんなの生活が便利になる。みんなの暮らしが一気に向上するんだ」
そうなるといいね」と 「それは…ただの夢物語だよ」の二択発生。
夢物語なんて言ったら可愛そうなので、「そうなるといいね」を選択。

「…ありがとう。君にそう言ってもらえてうれしいよ。ふふ、君に研究の成果を見せてあげられるかもしれない。楽しみにしていて! じゃあ!」
走り去るエスト。
後で気付きましたが、エストのポリゴン顔がレムオンとそっくりなのはなぜ? 兄弟だからなのは分かりますが、でも、イラストのかわいいエストからすると、すごく怖いんですがー!


お金も無いし、取り立ててて用意するものも無いので、ノーブルの森に行くことにする。
町の門の所でレムオンとチャカに合流。

「やっと用意ができたか?」
レムオンに言われ、頷くレイス。チャカに向き直る。
「じゃ、姉ちゃん、行こうぜ。みんな森の奥で待ってるよ」
頷くレイス。
森の奥に3人の男たち。レイスとチャカとレムオンがそこへ到着するが、レムオンは一人明後日の方向を向く。

「みんな、聞いてくれ!! 姉ちゃんと俺とこのレムオンって人であのボルボラの怪物を倒したんだ」
正確にはレムオン1人でてすよ、チャカ。
たくましい若者「何! 本当か!! これであのボルボラの力の大元がなくなったわけだ!」
農場働きの男「今まで、あの怪物がいたからうかつに動けなかったが…今こそチャンスだ!」
若い兵士「きっと、あの怪物を恐れてボルボラに立ち向かう勇気が出なかった町のみんなも立ち上がってくれるぞ!」
たくましい若者「今こそ立ち上がろう! レイス!」
盛り上がっているところにレムオンの一言。
「…反乱など起こせば町の者全員が皆殺しにされるかもしれぬぞ」
全員一斉にレムオンを見つめる。
彼らに向き直るレムオン。

「ロストールは身分の厳しい国だからな、反乱が失敗すれば無論のこと、成功しても軍隊に鎮圧されて皆殺しだ。代官のことはいずれカタがつく。町のことを考えるるなら、反乱などやめておくことだな」
こぶしを握りしめるたくましい若者。「カタがつくだと!? ウソだ! 貴族が俺らのことなど考えるもんか!」
若い兵士「それに、グズグズしていたら代官はリベルダムからもっと強い怪物を買ってくる!」
チャカ「そうだ! 次は姉ちゃんでも勝てるかどうかわからない! そんときゃ長老たちは、姉ちゃんを代官にさしだそうとする! 今立たないと俺たちは破滅なんだ!」
姉の方へ一歩歩み寄るチャカ。
「姉ちゃん! 立ち上がろうって言ってくれ! そしたら、みんな立ち上がってくれる!」
「立ち上がろう!」 「反乱はできない…」の二択発生。
うー、迷う。すごく迷う。しかし、レムオンの言うことには一理あるし、むしろ、いかにも貴族様ですといった感じのこんな怪しい男の前で、「反乱しましょう」と言うのは、あまりに浅はかなのでは…。
やっぱ、反乱はできません。
首を振るレイス。苛立つ素振りを見せるチャカ。
「なんでなんだよ! このままじゃ姉ちゃんが!! 姉ちゃんがボルボラに!!」
それでも首を振るレイス。
「みんな、行こう!! 俺たちだけでもボルボラを倒してみせる!!」
走り去るチャカと3人の男。
彼らの行為に首を振るレムオン。

「バカどもが! 大人しくしていれば、じきに俺が片をつけたものを!」
分、その「じきに」が何時になるか分からないので、彼らは行ってしまったのでは…。
レムオン
「レイス、あいつらだけでは返り討ちだ。急いでとめに行くぞ!!」
あれ? 意外にも優しい!?
肯くレイス。

■閑話休題
さて二人きりですよ。レムオンと。なので早速、メニュー開いて意見を聞いてみることに。
しかし…

「意見を聞くって何?」
レイス「 何をすればいいのかわからないときや知りたいことがあるときには、仲間に尋ねるんだけど…今は相談できそうな人がいないから、無理みたいだ。仲間を捜そうかな…」
ええっ、だって側にレムオン居るじゃないですか!
レムオンはNPC扱いのため相談コマンドで意見を聞くことは無理みたいです。寂しい…。
あまりに寂しいので、レイスの全身図(ポリゴン)を見てみることにする。
うわっ、何このオバサン顔と髪! あんなにイラストはカワイイのに、この仕打ち! 酷すぎます! あまりに悲しいので全身図は封印することに。
気落ちしたので、回復もかねてレムオンの全身図を見ることに。
えっ、なんで、この人こんなに姿勢が悪いんですか!? しかもO脚!? 顔も濃ゆい!!!
イヤーッッ!!!
 

回復するはずが、逆にダメージを受けたので、もう、全身図レムオン様は永遠に封印です。
さよーならー……。


町の手前でレムオンに呼び止められる。

「レイス。いよいよ町に入る。お前の名前で中止を呼びかけるんだ」
肯くレイス。そこに木陰からフリント登場。
「それは困りますね。苦労してあおった反乱です。ぜひとも起こっていただかないと…」
彼に向き直る二人。
「それに、もう遅い。すでに、町では騒ぎが起こり、代官ボルボラは死にました」
えっ、チャカたち、そんなに強かった?
フリントから距離を取り、レムオンの側へ行くレイス。
レムオン
「貴様が王妃エリスの密使、石火のフリントか。ボルボラを始末したのは貴様だな?」
エリスの密使ってことは、やっぱりただの商人じゃないじゃないですか。フリントの嘘つきー。それよか、石火…いしび?せっか??? 読めません、レムオン様ー!
「さぁて? まあ、ボルボラは信用できない人物。いずれは切り捨てるべきコマでした。あと戻りできない状況も必要でしたし、レイスさん、あなた抜きではいささか力不足のようでしたしね」
と、いうことは、アンタが、ボルボラを暗殺したのですか!? 怖っ! 
剣を抜くレイス。
「私にお腹立ちのようですな。でも、あなたを利用していたのは私だけではありませんよ? あなたのおとなりにいる男…、彼こそ、この地の領主、エリエナイ公レムオン・リューガです。」
すみません、それは知ってました。解説書にも書いてあるし。「システム」の人物のとこにも書いてあるし。っていうか、前作プレイしてたし。途中までだけど。(途中でデータが消えたのです)
剣をおさめレムオンの方を向くレイス。肯くフリント。
「彼はこの地で反乱が起こり、その責任問題で失脚するのを恐れ、あなたを利用しているのですよ?」
後ずさるレイス。今度はフリントの近くで立ち止まる。
レムオン
「……………。」
フリント「レムオン様。あなたの秘密についての密書、ボルボラより受け取っております。あなたは密書を取り戻さねば破滅。反乱にかまっているヒマはない。それと、レイスさん。反乱が表ざたになるのを恐れた長老に弟さんが捕まりましたよ。急いで助けに行かなければ、大変なことになりますよ。フフ、お二方の目的が食い違ってきたようですな。さて、いかがなさいますかな?」
いかがも何も、とりあえず、レイスとしては弟救出するですよ。
「それでは、ごきげんよう」
じりじりと後ずさり、木陰へと消えるフリント。
何で、そのまま逃がしますか、レムオン!? やっぱり、ここでフリントが死んだら怪しすぎだからでしょうか。いや、きっとそこまで冷徹でない……と信じたい。
レムオンに詰め寄るレイス。

肯くレムオン。

「奴の言うとおり、俺はこの地の領主、レムオン・リューガだ。」
レイスの視線を外すように体の向きを変えるレムオン。
「王妃エリスの密使フリントがこの地に反乱を起こそうとしていると知ってここに来た」
ごめんなさい。フリントさんにはついさっき会ったばかりですが?? むしろあなたが、ボルボラの怪物やっつけてくれたおかげで、反乱起こせムードになったのですが?……って、ハッ! レムオンが現れなければ、フリントさんが戦闘に加わって、怪物倒してくれたのかしら?
「弟のエストもここに来ていた。弟が反乱騒ぎに巻き込まれないようにもしたかった」
確かに、見た感じ、あまり強そうではないですし、いかにも金持ちですよってな服装だし。お兄ちゃんの心配ももっともです。
そして今一度レイスと正面から向き合うレムオン。
「フリントが手に入れた密書というのは俺にとって致命的な秘密の糸口になるものだ。雌狐と言われるほどのエリスなら有効に使ってくるだろう。…これがすべてだ」
そしてレイスの前を横切り町へ向かおうとするレムオン。
「どうした? チャカとかいう弟を助けに行くぞ」
うわっ、かっこいい! 
なぜ、どうしてという身振りをするレイスに振り返るレムオン。
「密書はあと回しだ。確かに密書は俺にとって致命的なものだが…お前ごときを利用する気などないと証明することが先決だ。俺の誇りに関わる。」

そして町の方へと体を向ける。

「…それだけだ。行くぞ。」
肯くレイス。
誇りとか言ってるけど、本当は、誰かが死ぬのが忍びないだけですよね?

村の門の所で捕まっているチャカ。

長老の孫
「しょうがねえよなあ、レイス。お代官様まで死んじまったら、もう、ごまかしがきかない。お前ら姉弟を反乱の首謀者として御領主様に差し出すしかない。町のためだ。悪く思うなよ。」
チャカ「そんなのダメだ! 姉ちゃん! 逃げて!」
孫に蹴りを入れられ、膝をつくチャカ。
長老の孫
「黙ってろよ! 気に入らないガキだな! お前もな、昔から気に入らなかった!」
この場合のお前とはレイスのことですよね? 
長老の孫「俺は何かにつけてお前と比べられてコソクだ、意気地なしだと言われた。だがそれも、今日で終わりさ!! ベテランの冒険者たちを雇ってるんだ! お前は反乱者としてみじめに死ぬんだ!」
領主様に差し出すとか言ってましたが、それは死体としてですかー!?
女魔道士「はじめまして、お嬢ちゃん。あたしたち、冒険者。ここの長老様に雇われたの。事情はよく知らないけど、あなたを捕まえるように言われたの。生死は問わないって。これで今生の別れになるかもだけど、一期一会が人生の定めよね。ささっとお仕事片付けさせてもらうわ」
こっちにゃ、ダブルブレードのレムオンがいるのに…あなたの方こそ片付けられちゃいますよ?
剣を抜くベテラン男性冒険者と、同じく剣を抜くレイスとレムオン。
しかし、案の定あっという間に2人を倒すレムオン。
長老の孫
「に、逃げろ!!」
峰打ちだったようで、長老の孫に続いて元気に逃げるベテラン冒険者たち。
走り寄るチャカ。
「姉ちゃん!! 俺…、俺…。」
レムオン「おい、奴らが新手を引き連れてくる前にとりあえず、ここを離れるぞ」
肯くレイス。

場所は変わって、夜。たき火を囲むチャカとレイス。
拳を地面に打ち付け、悔しがるチャカ。

「あいつら…、俺を…! 俺たちはいったいなんのために…なんのために戦ってきたんだ!」
一人去ろうとするレムオンに気づき、駆け寄るレイス。弟はとりあえず放置らしいです。
「…俺は王都へ行く。この地の反乱のことと密書の件でエリスと会わねばならん。ここでさらばだ」

さらば……久々に聞きました…。
両手を広げ何か訴えるレイス。

「酔狂な女だ。ついてくるというのか?」
チャカ「俺も行くぜ! あんたには助けられっぱなしだ! これじゃ、俺の気がすまねえ! それに…、もう、ノーブルの町にはいられないだろうしな」
レムオン「フッ、それもよかろう。煮え切らない貴族どもにはうんざりしていたところだ。気概のある奴がほしかった。本格的にお前たちを利用させてもらう。覚悟するのだな」
チャカ「ったく、こいつの場合、本気か冗談かわからねえからな」
こいつ!?こいつ呼ばわり!?? どうしたんですか、チャカ。何かキャラ違う気が…。
空を一瞬仰ぎ見るレイス。
レムオン「ん? どうした、レイス?」
この問い掛けがカワイイと思ってしまう私って重症です…。
地震が起こり、竜王復活のムービー。
レムオン「地震か…? 反乱に反逆に地震と立て続けとは忙しいことだな。次はロストールが滅びるか? 破壊神でも目覚めるか?」
何気に大当たりです、レムオン様。
首を振るレムオン。
「…フフ、まさかな。さ、行くぞ」
肯くレイス。

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