ジルオール〜インフィニット ツッコミ入りプレイ記録 「リューガの変 2」 |
※ちなみに女主人公の名前は「レイス」です。 ※ツッコミ部分は赤色文字になってます。 ●標準版…第2次ロストール戦/リューガの変/リューガの変後 ●ツッコミ版…第2次ロストール戦/リューガの変 1/リューガの変 2/リューガの変後 リューガの変 2■■■ 歴史区分6、レイスのレベル59。 パーティメンバー:レイス、デルガド、ルルアンタ、フェティ 激しい音楽が急に低く重々しく緊迫したものへと変化する。 画面に現れる文字。 「くすくす…うふふふ…あーっはははは!」 出た、ついに出たよ、黒幕が! 首を大きく振り、周囲をうかがう竜騎士。 ゼネテスを包みこむように、中心にいかずちを発する闇が現れ、ゼネテスを飲み込み消える。画面奥、謁見の間の上段、王座と王妃の椅子の前に現れるシャリ。向き直るレムオンと竜騎士。この時、レイスの姿は画面外。 竜騎士「貴様は! 道化! なにがおかしい!」 シャリ「救国の義挙? 違う、違う。君たちみたいな小物にそんなことできるわけないじゃないか? 君たちの役目は…礎になることさ。世界を終わらせるという歴史的な偉業のね!」 世界が終わったら、歴史にも残りません。 シャリ「ねぇ、レムオン」 ああ、そんなことに荷担してしまったレムオン。 レムオンを向く竜騎士。 「くっ…。貴様!」 貴様とはレムオンに向けられた言葉なんですよね…。 シャリ「さあ、アトレイア。いいかげんウザイから、この短絡バカ、やっちゃってよ」 ウザイ! うざいですか…。シャリ君も若者だったんですね…。 中心にいかずちを発する闇とともに、シャリの向かって左側少し手前に現れるアトレイア。画面右端の竜騎士に向かって無言のまま右手を伸ばす。突如として激しく苦しみ出す竜騎士。竜騎士の中心から稲光のような白い光が溢れ、爆発音とともに彼の体を炎が包み、そして消え去ってしまう竜騎士。 レムオンを向くアトレイア。あの優しそうな表情とはうってかわった恐ろしい顔に。瞳は赤く、眼差しは冷たく、とにかく怖い。 「私はアトレイア。ずっと、暗闇に閉ざされてきたもうひとりの王女です…ふふ…ふふふ」 怖いよー!! 画面下方、左右から新たに現れる竜騎士。 アトレイア「レムオン様、お礼を言っておきます。あなた方の流した血のおかげで、闇の王女にふさわしい力を得ることができました。世界を無に還すだけの力を…ね…」 抜刀する両サイドの竜騎士。 「エリエナイ公…いや、レムオン! 貴様、闇に与するのか! いったい、貴様は何者なのだ!」 正面奥を見つめたまま、半歩下がるレムオン。 何者なのだと聞かれて、答えてくれるのはシャリ君だけです。(空中庭園参照) シャリ「いいんじゃない? 教えてあげなよ。虐げられ、恐れられてきた吸血鬼、ダルケニスこそ気味の正体だってさ」 人の秘密まで丁寧に教えてくれるシャリ君。ろくでもないです。 闇がレムオンを包み込む。一度闇はレムオンとともに消え、再び生まれた闇の中から、現れたのはダルケニス化したレムオンだった。 振り返るレムオン。 竜騎士「な、なに!?」 アトレイア「レムオン様…、正体が明かされたからには世界のどこにも居場所はありません。あなたは、迫害され、狩られる身なのです。人間どもと戦って勝ち取る以外はね」 闇の言葉をささやくアトレイア。レムオンに聞こえているのか…彼は無言。 アトレイア「ふふふ…ガマンはもうご無用ですわ」 レムオン「ウウ…ガ……ウウグッ……アアッ!」 また駄目です。完全に正気を失ってます。 竜騎士「ひいいい!」 両サイドの竜騎士、二人とも逃げ去る。 きっとすごく怖かったんだ……。 画面ズームアウト。ここでようやくレイスの姿が画面上に。 画面中央にレムオン。画面奥にシャリとアトレイア。そして画面手前にレイス。 レイス、構えていた剣を降ろす。レムオンの左斜め前まで走り寄ると、右手を彼に向かって伸ばす。 それまで、重々しく緊迫感溢れる曲であったのに、突然BGMが別の曲に。優しく切なく悲しみを含んだ穏やかな曲。ゲーム中では始原口伝を聞く時に流れる曲で有名かと。 ムーディです! アトレイア「ふふふ…、レイス様がレムオン様の居場所になる…そういうことかしら?」 あら、うまいこといいますね、アトレイア。その通りです。 シャリ「まあ、レイスは、レムオンがダルケニスだって知ってるみたいだからね」 その言葉が終わると同時に、レムオン突然消え去り、レイスの背後、非常に密着した位置に現れる。 キャー! 近い、近いです、レムオン。 彼に気づいたレイスはすぐに彼の方を向くが、間をおかず少しだけ身をかがめたレムオンに優しく抱きしめられる。というかそういう風にしか見えない動きをするレムオン。 斜め後方から見ている構図となるため、レムオンの背中と、あとは彼の体の陰にレイスが少しだけ見える感じ。 レイスの体から黄金色の光が発し、そこから縦三列に記号のようなものが並んだ光の帯が伸び、レムオンとレイスの周囲に輪を作る。それが激しく回転すると、ちょうど吸血しているであろう位置から稲妻のような電気的な光が激しく発光する。やがて輪は段階をおいて急速に縮まる。ぎゅっと閉めるような感じを受けるエフェクト。※エフェクト@ シャリ「フフフ、アハハハ。どこまで我慢できるかな? これは見ものだよ」 ということは、すでに噛まれてますか!? シャリの言葉に合わせ、口元に手を当て笑うアトレイア。 レイスここで一度首を動かす。 この細かな動き。何かリアルです。 不意にレムオンとレイスの足元に現れる不思議な魔法陣。円の外側にかかるように三つの円が均等に配置されている。円の内側には文様あり。それがゆっくりと回転する。それに合わせ、足元から小さな光が無数に溢れ出し、ゆっくりと上下に飛散してゆく。レムオンとレイスの足元から下は光によって見えなくなっている。やがて紫色の光が円形のまま、立ち上り、二人の頭上で消え去る。 ※エフェクトA 音楽がムーディなだけに、ものすごく綺麗です、このシーン。 もう一度紫色の光が頭上で消えると、光も魔法陣も全て消え、レイスのVITが5減少する。 ということは、吸われてしまったってことですね…。 再び体を少しだけ動かすレイス。身じろぐといった感じ。 だから、この細かな動きが――以下略。 シャリ「くすくす、まだまだ終わらないよ。カッコつけてないでさあ、ひからびる前に逃げたほうがよくない?」 誰が逃げるもんですか! 再び口元に手を当て、肩を揺らし笑うアトレイア。 記号のようなものが並んだ光の帯が、今度はレムオンとレイスからかなり離れた位置、2カ所から発生し、二人を大きな円で囲み、細かく揺れながら回転する。すると二人の頭上に、激しくスパークする稲妻のような光が。暫くスパークした後、一端、輪は帯の形のまま広がり、それからすぐ段階を置きながら、しかし、急速に収束する。 「やさしく抱きしめる」「全力で振り払う」の二択発生。 もちろん「やさしく抱きしめる」を選択。 レムオンの背中に隠れて見えにくいが、レイスの腕が動いている様子。 シャリ「おやおや、逃げないの? レムオン君は君を認識できてないよ。ひからびたって知らないよー?」 だまっててください。 レムオンとレイスの足元から魔法陣発生。※エフェクトAと同じ。 レイスのVITが10減少した。との表示。 どうも、魔方陣が発生すると、レムオンがレイスの血とともに体力を吸収しているみたいです。 シャリ「くすくす、がんばるなあ。これが最後通告だよ。どうする?」 「やさしく抱きしめる」「全力で振り払う」の二択発生。 もちろん抱きしめます。 シャリ「救いようがないね。僕はもう用が済んだし、それじゃあね!」 死んだ人だろうが、生きている人だろが、よきことだろうが、悪しきことだろうが、願いを叶える子シャリ。だからここは退散ですか。レムオンにとっては吸うことが、レイスにとってはレムオンが正気に返るまで吸われることが、望みなのだから。 闇に包まれて消えるシャリ。同じく闇に包まれアトレイアも消える。とうとう画面上には抱きしめ合ったままのレムオンとレイスしかいなくなる。というか、そういう風にしか見えない状態。 残念ながら、本当はレイスの仲間たちがその場に居ると思います。ザハク戦一緒に戦ったし! 三度(みたび)足元から生まれる魔法陣。 ※エフェクトAと同じ。 レイスのVITが15減少した。との表示。 レムオン「ウウ……レイス…か?」 やっと気がつきました。 レイスを抱いていたレムオンの腕がレイスから離れると同時に、彼は吸血するために少しだけかがめていた身を起こす。とにかく身長差ありましたから。 レイスの体から光りが発し、三列に並んだ光の記号の帯が現れる。※エフェクト@発生。 光の帯が収束して消えると、レムオンは2、3歩、レイスから後ずさる。 ようやくこの場の状況がつかめたご様子。 こくりと、うなずくレイス。 レムオン「お、お前は…、こんなになってまで」 どんなになってるんですかー!!! レムオン「すまん。…お前はずっと俺のそばにいてくれたのだな」 いろいろ冒険し放題でしたけどね。 レムオン「だが、俺は…」 ああ、この人は、ずっと孤独だったんですね……。 首を振るレイス。レムオンレイスに近づきもう一度そっと抱きしめる。 というか本当にそういう風にしか見えない、すごい演出。コーエーの底力を感じます。 レムオン「…愛している、レイス。」 告られたー!!!!! レムオン「…俺はもうお前を離したくない。俺は!」 あーえー、もー、プレイヤーはキャパオーバーです。 救急車呼びそうです。 コーエーにやられたー。 レイス、レムオンに抱きしめられたまま、フェードアウト。 >>next リューガの変ページに戻る game reportに戻る |