ジルオール〜インフィニット ツッコミ入りプレイ記録 標準版 「リューガの変」
※ちなみに女主人公の名前は「レイス」です。

●標準版…第2次ロストール戦リューガの変リューガの変後
ツッコミ版…2次ロストール戦リューガの変 1リューガの変 2リューガの変後

リューガの変■■■
歴史区分6、レイスのレベル58
パーティメンバー:レイス、デルガド、ルルアンタ、フェティ

ロストール王都の門にて。城下町に入られなくなっており、閉じられた門の前に衛兵3人。
ロストール歩兵
「無用な侵入者はしかるべく処理するぞ! 命が惜しくば、立ち去れい!」
立ち去らない」「立ち去る」の二択発生。
「立ち去らない」を選択。

ロストール兵長
「ロストールは、現在、戒厳下にある! エリエナイ公が王家をないがしろろにするファーロス家を討伐すべく立ったのだ!」
ロストール歩兵「毒婦エリスは既に処刑され、奸臣ゼネテスも、まもなく処刑される」
ロストール歩兵「邪魔するなら貴様も粛正する!」

戦闘になるが、倒す。これより5分のタイムアタック開始。ロストールの城下町には兵士がうろつき、タイムアタック中でもあるので、全力でかわし王宮へ。正門前には、なぜかティアナの姿が。そして側には凶悪そうな魔物がいる。それを倒し、ティアナを助け、今度は街の外まで駆けるレイスたち。

外門の前までたどり着くと、ティアナ
「無事、脱出できそうですね」
そこへ現れる双子の姉妹。
ヴァイライラ
「ティアナ様、ご無事でしたか。私たちがお部屋にうかがったときにはおられなかっので、探しました」
二人に向き直るティアナ。
ヴィアリアリ
「大丈夫。エリス様に命じられてあなたを拘束しに来たと思ったなら、それは間違いよ。エリス様は、もういらっしゃらない。…死んだわ。レムオンの兵士に襲われてね」
ティアナ「し、死んだ?」
ヴァイライラ「ゼネテス様がファーロス家の兵を残らず率いてゆかれましたので、王妃様を守る者がなかったのです」
ヴィアリア「そこへきて、ゼネテスはカルラを相手にまたも奇跡の大勝利…ファーロス家の力が拡大するのを恐れたレムオンがクーデターを起こしたってワケ」
ヴァイライ「エリス様は最期に、私どもにティアナ様をお救いするようにと申しつけられ…、ご自身は…」
ヴァイライ「ゼネテス様も戦場で捕われ、今、謁見の間で処刑を待っておられます」
ティアナ「なんですって? ゼネテス様まで?」
ヴィアリアリ「千年樹に刻まれている神聖法によれば反乱貴族たちはあと少ししかゼネテスを拘束できない」
ヴィアリアリ「つまり、裏を返せば、そのときまでには無理矢理にでも罪をでっち上げなければならない」
ヴァイライラ「まもなく、ゼネテス様もエリス様と同じように…」
レイスに向き直るティアナ。
「レイス様!」
ティアナ「お願い、お願いです! ゼネテス様をどうか!」
うなずくレイス。
ヴァイライラ
「ティアナ様、失礼ながら、あなた様がいらっしゃるとレイス様が存分には…」
ティアナ「わかっています。あなた方と行きましょう」
ティアナ「レイス様、どうか、謁見の間のゼネテス様を…」
うなずくレイス。ティアナ、ヴァイライラとともにロストールを後にする。
残ったヴィアリアリ
「ゼネテスから、手紙を預かってるわ。おそらく、遺書…ね」
ゼネテスの遺書を手に入れるレイス。
ヴィアリアリ「これが本当に遺書にならないことを祈ってるわ」
うなずくレイス。3分のタイムアタック開始。
そして謁見の間。


ズームアップされた画面。中央下に片膝を付くゼネテス。側に兵士。両側にも兵士が一人ずつ。画面中央、上側にレムオンが立っている。
竜騎士
「クッ、しぶとい奴め! 罪を認めろ! そうすればラクにしてやる!」
苦しそうなまま立ち上がるゼネテス。
「しぶといだけが…取り柄でね。それにラクにするって…殺すんだろ? それじゃ…折れるわけにはいかねえ…」
ゼネテス「1人の人間の命は…世界より重いんだ。それを、おいそれと捨てるようなマネはできな…」
竜騎士に足を蹴られ、再び膝をつくゼネテス。
竜騎士
「へらず口を! まだ、英雄のつもりか!? 貴様は今、反逆者なのだよ!」
ゼネテス「俺は…俺だ。それに…誰だろうが…何者だろうが…人の命は…」
ゼネテス「そう、何者だろうが、人の命は…大事なんだ…。だろ…? レムオン…」
半歩退くレムオン。
ゼネテス「相当あせってきたようだな? 千年樹に刻まれた法に従えばもう、時間は…ないもんな。」
さらに下がるレムオン。そこへレイスが駆けつける。一斉に振り向く竜騎士たち。画面が少しだけズームアウトする。
竜騎士
「おのれ、何者だ!? ここに何しにきた!」
左右の竜騎士がレイスの前まで走ってくる。抜刀する竜騎士。
レムオン
「あ…ああ…! 諸君! 侵入者を捕らえろ!」
竜騎士は二人。デルガドのオールアタックであっという間にやっつけられてしまう。
残った竜騎士
「ば、馬鹿な、我が軍の精鋭が、こんな簡単に!?」
そこへ突然、中心で灰色の煙を噴く黒く大きな闇が発生。ゼネテスもレイスも見えなくなる。
闇の上にセリフが表示される。

「すべて徒労…すべては無意味…我は虚無なり…」
闇がズームアップされる。
竜騎士
「な、なに!?」
膝をつくゼネテスのすぐ前に現れた謎の怪人。
そのまま戦闘シーンへ。曲はボスの曲に。


敵の名はザハク。HP6583。しかし、1ターンで倒してしまう。ちなみにザハク撃破時のレイスのレベルは59。

画面上に闇が広がり、そして爆発するようなエフェクト。光に目がくらむレイス、竜騎士、レムオン。膝をついたままのゼネテス。

レムオン「もはや助けも間に合わん! これで終わりだ!」
少しズームアップ。ゼネテスの背後にかけよるレムオン。立ち止まりそのまま抜刀し、斬り掛かる。そこで画面は真っ暗に。次に画面が明るくなった時には、ゼネテス、レムオンの前で足側を画面奥に向けてうつぶせに倒れている。ゼネテスの頭側に立つレイス。レムオンの方を向く竜騎士。
竜騎士
「エリエナイ公…これはいったい…なぜ魔人の力を!? これは救国の義挙のはず!」
激しい音楽が急に低く重々しく緊迫したものへと変化する。
画面に現れる文字。

「くすくす…うふふふ…あーっはははは!」
首を大きく振り、周囲をうかがう竜騎士。
ゼネテスを包みこむように、中心にいかずちを発する闇が現れ、ゼネテスを飲み込み消える。画面奥、謁見の間の上段、王座と王妃の椅子の前に現れるシャリ。向き直るレムオンと竜騎士。この時、レイスの姿は画面外。

竜騎士
「貴様は! 道化! なにがおかしい!」
シャリ「救国の義挙? 違う、違う」
シャリ「君たちみたいな小物にそんなことできるわけないじゃないか? 君たちの役目は…礎になることさ。世界を終わらせるという歴史的な偉業のね!」
シャリ「ねぇ、レムオン」

竜騎士「くっ…。貴様!」
シャリ「さあ、アトレイア。いいかげんウザイから、この短絡バカ、やっちゃってよ」
中心にいかずちを発する闇とともに、シャリの向かって左側少し手前に現れるアトレイア。画面右端の竜騎士に向かって無言のまま右手を伸ばす。突如として激しく苦しみ出す竜騎士。竜騎士の中心から稲光のような白い光が溢れ、爆発音とともに彼の体を炎が包み、そして消え去ってしまう竜騎士。
レムオンを向くアトレイア。あの優しそうな表情とはうってかわった恐ろしい顔に。瞳は赤く、眼差しは冷たく、きつい顔立ち。

「私はアトレイア。ずっと、暗闇に閉ざされてきたもうひとりの王女です…ふふ…ふふふ」
画面下方、左右から新たに現れる竜騎士。
アトレイア
「レムオン様、お礼を言っておきます。」
アトレイア「あなた方の流した血のおかげで、闇の王女にふさわしい力を得ることができました。」
アトレイア「世界を無に還すだけの力を…ね…」
抜刀する両サイドの竜騎士。
「エリエナイ公…いや、レムオン! 貴様、闇に与するのか! いったい、貴様は何者なのだ!」
正面奥を見つめたまま、半歩下がるレムオン。
シャリ
「いいんじゃない? 教えてあげなよ。虐げられ、恐れられてきた吸血鬼、ダルケニスこそ気味の正体だってさ」
闇がレムオンを包み込む。
一度闇はレムオンとともに消え、再び生まれた闇の中から、現れたのはダルケニス化したレムオンだった。

振り返るレムオン。

竜騎士
「な、なに!?」
アトレイア「レムオン様…、正体が明かされたからには世界のどこにも居場所はありません。あなたは、迫害され、狩られる身なのです。人間どもと戦って勝ち取る以外はね」
アトレイア「ふふふ…ガマンはもうご無用ですわ」
レムオン「ウウ…ガ……ウウグッ……アアッ!」
竜騎士「ひいいい!」
両サイドの竜騎士、二人とも逃げ去る。
画面ズームアウト。ここでようやくレイスの姿が画面上に。
画面中央にレムオン。画面奥にシャリとアトレイア。そして画面手前にレイス。
レイス、構えていた剣を降ろす。レムオンの左斜め前まで走り寄ると、右手を彼に向かって伸ばす。

それまで、重々しく緊迫感溢れる曲であったのに、突然別の曲に。優しく切なく悲しみを含んだ穏やかな曲。ゲーム中では始原口伝を聞く時に流れる曲で有名かと。

アトレイア「ふふふ…、レイス様がレムオン様の居場所になる…そういうことかしら?」
シャリ「まあ、レイスは、レムオンがダルケニスだって知ってるみたいだからね」
その言葉が終わると同時に、レムオン突然消え去り、レイスの背後、非常に密着した位置に現れる。彼に気づいたレイスはすぐに彼の方を向くが、間をおかず少しだけ身をかがめたレムオンに優しく抱きしめられる。というかそういう風にしか見えない動きをするレムオン。斜め後方から見ている構図となるため、レムオンの背中とあとは彼の体の陰にレイスが少し見える感じ。
レイスの体から黄金色の光が発し、そこから縦三列に記号のようなものが並んだ光の帯が伸び、レムオンとレイスの周囲に輪を作る。それが激しく回転すると、ちょうど吸血しているであろう位置から稲妻のような電気的な光が激しく発光する。やがて輪は段階をおいて急速に縮まる。ぎゅっと閉めるような感じを受けるエフェクト。
※エフェクト@
シャリ「フフフ、アハハハ。どこまで我慢できるかな? これは見ものだよ」
シャリの言葉に合わせ、口元に手を当て笑うアトレイア。
レイスここで一度首を動かす。
不意にレムオンとレイスの足元に現れる不思議な魔法陣。円の外側にかかるように三つの円が均等に配置されている。円の内側には文様あり。それがゆっくりと回転する。それに合わせ、足元から小さな光が無数に溢れ出し、ゆっくりと上下に飛散してゆく。レムオンとレイスの足元から下は光によって見えなくなっている。やがて紫色の光が円形のまま、立ち上り、二人の頭上で消え去る。※エフェクトA
もう一度紫色の光が頭上で消えると、光も魔法陣も全て消え、
レイスのVITが5減少する。
再び体を少しだけ動かすレイス。身じろぐといった感じ。

シャリ「くすくす、まだまだ終わらないよ。カッコつけてないでさあ、ひからびる前に逃げたほうがよくない?」
再び口元に手を当て、肩を揺らし笑うアトレイア。
記号のようなものが並んだ光の帯が、今度はレムオンとレイスからかなり離れた位置、2カ所から発生し、二人を大きな円で囲み、細かく揺れながら回転する。すると二人の頭上に、激しくスパークする稲妻のような光が。暫くスパークした後、一端、輪は帯の形のまま広がり、それからすぐ段階を置きながら、しかし、急速に収束する。

「やさしく抱きしめる」「全力で振り払う」の二択発生

「やさしく抱きしめる」を選択。レムオンの背中に隠れて見えにくいが、レイスの腕が動いている様子。

シャリ「おやおや、逃げないの? レムオン君は君を認識できてないよ。ひからびたって知らないよー?」
レムオンとレイスの足元から魔法陣発生。 ※エフェクトAと同じ。
レイスのVITが10減少した。との表示。

シャリ「くすくす、がんばるなあ。これが最後通告だよ。どうする?」
さしく抱きしめる」「全力で振り払う」の二択発生
やさしく抱きしめる」を選択。

シャリ「救いようがないね。僕はもう用が済んだし、それじゃあね!」
闇に包まれて消えるシャリ。同じく闇に包まれアトレイアも消える。とうとう画面上には抱きしめ合ったままのレムオンとレイスしかいなくなる。というか、そういう風にしか見えない状態。
三度(みたび)足元から生まれる魔法陣。  
※エフェクトAと同じ。
レイスのVITが15減少した。との表示。
レムオン
「ウウ……レイス…か?」
レイスを抱いていたレムオンの腕がレイスから離れると同時に、彼は吸血するために少しだけかがめていた身を起こす。
レイスの体から光りが発し、三列に並んだ光の記号の帯が現れる。
※エフェクト@発生。
光の帯が収束して消えると、レムオンは2、3歩、レイスから後ずさる。
こくりと、うなずくレイス。

レムオン「お、お前は…、こんなになってまで」
レムオン「すまん。…お前はずっと俺のそばにいてくれたのだな」
レムオン「だが、俺は…」
首を振るレイス。レムオンレイスに近づきもう一度そっと抱きしめる。というか本当にそういう風にしか見えない。
レムオン「…愛している、レイス。」
レムオン「…俺はもうお前を離したくない。俺は!」
レイス、レムオンに抱きしめられたまま、フェードアウト。


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