>>back


ぼちぼち日記
毎日ではなくて、ぼちぼちと気が向いた時に書いてます

2007年

1月27日(土)
のだめのアニメがようやく木曜日から始まりました。地方は遅いですね…。
見た感想としては、上野樹里はすごかった。
すみません、ドラマでの印象が強すぎて、のだめが普通の女の子に見えました。
とりあえず、上野さんが演じたような強烈な個性や、壊れ具合、大袈裟な言い回しなどはあまりなく、むしろカワイイ。顔が原作より断然カワイイです! 千秋はあんまりかっこよくないのに! 
楽しかったところといえばオナラ体操。さすが同じフジ系列だけあって、メロディなど全くドラマと全く同じで大爆笑! リンクして作ってあると、こういう所で利点があるみたいですね。新たに曲作らなくていい!
お話としては、原作の1話〜3話までです。途中、はしょってます。少しですが。話だけ見てると、ちょっと詰め込みすぎな感じも。曲をしっかり聞かせる部分はいいのですが、もっとギャグとか含め、じっくり見たいなあと思ってしまいました。アニメなので、ピアノの手がちゃんと弾いているように動くところと、全く動かないところの差が激しくて、仕方ないとはいえ、気になりました。
声優さんについては、千秋がTODのスタンなんで、なんとなく微妙…。ちょっと明るい感じに聞こえてしまうんです。のだめは、声がカワイイ。むしろカワイすぎて気になる…。先にドラマを見ていなければ、多分これで違和感なかったかなあとか思うのですが、なまじ、ドラマ版の千秋とのだめがいい出来だったので……。
谷岡先生とハリセンは、なぜかドラマ版の役者さんの声に似た人が、声をあててました。不思議。
DVD買うかどうかは別にして、来週も見てみようと思います。


1月22日(月)
最近買った本の話。
テイルズ・オブ・シンフォニア 4巻

待ってました! 今回は、表紙はユグ様ですが、内容は、アルテスタさん家でのクラトスのシーンが。実はクラトスはロイドの……話をメインに、とってもクラトスな感じ。ゼロスもたくさん出てきました。
いつも思うのですが、壱村さんの絵柄が本当にステキで、シンフォニアにぴったりハマっていて、読んでいて安心します。特に、女の子キャラがカワイイ! 壱村さんの描く、コレットちゃんとプレセアときたら、ホントに鼻血吹きそうです! 最近、しいなもどんどん可愛くなってきて、たまらんです! それにしても、内容は、駆け足でした。仕方ないとは思いますが、もっとじっくり読みたいです。構成はすごく上手なので、ゲームを知らない方だったら、そんなに急ぎ足に見えないかも?とか思うのですが、なまじ、ゲームを知っているだけに、「あっ、あのシーンがない」とか「あっっ、あのキャラ結局登場しなかった」とか、すごく残念。作者ご本人も残念がってらっしゃるので、作者さんの意図ではないのかしらとか思ったり。
でも、とにかく、オススメですー。

よしながふみの漫画
「大奥2」
1巻は、男女逆転大奥になってしばらく経っているせいか、しかも、吉宗の治世のせいか、穏やかな内容でしたが、一転、2巻は血みどろです。かなりです。ワキキャラの死亡率がかなり高いです。ギャグもほとんど無いです。しかし、骨太な感じ。漫画を読んでいるというより、文学に触れている感じすらして、戦慄しました。基本的には、将軍である少女と、無理矢理夫候補にさせられた元僧侶の純愛ですね。心がひりつくような内容なのですが、哀しくも美しい愛情がこれから展開しそう。続きが楽しみです。
「愛すべき娘たち」
大人向けですねー。20代の後半から30代、40代の女性には共感できる部分があったり、「こんな女いるよね」的な部分もあったりするのではとか思います。基本的に、女性キャラ重視の内容なので、男性キャラは若干、かげが薄めな感じ。第1話の主役の女性の母の再婚相手の若者が、一番目立っていたかしら。とっても魅力的でした。
それにしても、どうして、ここまで細やかな心情描写が出来るのか、圧倒されます。特に女性の登場人物が、それぞれ価値観や性格、もちろん容姿も含め、全く異なる人物として描ききれていて、気が付くとのめり込んで読んでいたり。
大学の教授のところへおしかける女の子の話はちょっと下ネタな感じなので、好みが分かれるかもしれないですが、大人の女性にオススメですー。
「フラワー・オブ・ライフ1」
ウイングス連載。西洋洋菓子骨董店は雑誌掲載時に読んでいましたが、これはコミックスを買うまで知りませんでした。高校生たちのステキな日常を描いたコメディマンガで、おたくな少年?が登場したり、コミケのことも出ていたり、主人公がやたらマンガ絵が上手かったりで、ニヤニヤしっぱなし。しかも、男だとばかり思っていたキャラが実は…みたいな感じで、大爆笑! まだ1巻しか読んでないのですが、2巻、3巻と買おうと思いました。大奥2や愛すべき〜に比べると、このマンガの対象年齢は10代〜20代な感じがします。それだけに、明るくて、ちょっと考えさせられて、笑わせてくれて、少ししんみりする、とてもバランスのとれた感じがしました。女性だけではなくて、男性が読んでも面白いかもとか思います。


1月16日(火)
よしながふみの大奥の話。
昨日、ずーっっっと気になっていた、よしながふみの「大奥」を買いました。マンガです。雑誌掲載時に何度か読んで、すごく面白かったので、いつかはコミックス買おうと思っていて中々買わなかったのですが、もっと早く買っておけば良かったです。
めちゃ面白いですよ、これ!
今更説明するのも何ですが、奇病により男性の数が激減した江戸の話。男女逆転の大奥です。つまり将軍が女性で、大奥に居るのは美男ばかり。
よしながさんの絵は元々すごく好きで、でも、コミックスは「彼は花園で夢を見る」の1冊しか持ってなかったのですが、改めて物語のつくり方がすごく上手なんだなあと思いました。あっという間に引き込まれて、しかも、何度でも繰り返し読めてしまう。しかも、男性は色っぽくてステキで、女性もまた素晴らしく魅力的。容姿だけではない魅力に満ちている感じがしました。とりあえず、大奥は1巻だけ買ってるので、2巻と「愛すべき娘たち」は買おうかと思います。


1月11日(水)
文楽 初春公演の話。
大阪から帰ってきました。文楽公演観てきました。10日は16時開演の20時15分まで、11日は11時開演の15時までという両日とも4時間以上のすごいボリュームでした。
1月末まで鋭意開催中です。
文楽公演の詳しい記事はこちら。
しかし、生で見るのは今回が2回目という超ビギナーなので、たまに公演の最中に意識が遠のくことがありました。すぐ帰ってはきますが。そして、分かったこと。
義太夫がすごいと眠気はこない。
個人差があるので何ともいえないですが、私と一緒に行った子は同じ意見でした。
今回は、竹本伊達大夫さんと鶴澤清治さんの息の合い具合に圧倒され、素浄瑠璃(人形がなく、大夫と三味線だけ)でも聞きたいくらいの大迫力でした。さらに竹本住大夫さんのあまりにすばらしい語り口に、口開きっぱなし。あの細やかかつ豊かな情感は、さすが人間国宝と感動しました。
人形遣いでは、桐竹勘十郎さんが、どうしてあんなに人気があるのか納得。お顔も端正ですが、やはり人形の動きが本当にステキ。女性の泣き咽ぶ様子や、忠兵衛のダメっぷりなど、本当に細部まで神経の行き渡った美しい「演技」でした。
個人的に浄瑠璃三味線をかじっていたことがあるので、三味線はやっぱり聞いていて引き込まれます。人間国宝鶴澤寛治さんがハンパでなくすごかったです。浄瑠璃三味線ってバチが果てしなく太くて、3センチはあろうかという持ち手の部分を薬指と小指の間に挟みこみ演奏するのですが、バチだこが出来てない手だと、バチを持つのさえ一苦労。しかも、弦にかなり思いっきり当てないと、バチが弦に負けて音が出ないので(2の弦と3の弦は)、けっこう力も必要なんですが、寛治さんはそんな力みなどまるでなく、一人で別世界の演奏でした。というか、音がものすごく柔かい! あんな音がどうして出るのか全く分かりませんでした。
お話としては近松門左衛門で有名な世話物と歴史上の出来事を題材にした時代物が主でしょうか。時代物では不条理なまでに人がガンガン死んで「ええー!?」となりますし、世話物だとダメ男ばかりですぐに女性と心中するのでまた「エエー!?」とかなります。でも、カワイイ犬が出たりスケベなタコが出たり、下ネタあったり、変な所で笑えて面白いです。
古典芸能って難しいというイメージが強いのですが、大阪の国立文楽劇場は字幕付きだし、まだ分かり易いと思います。自分の好きな場面とかお話だけ見られる幕見席というのもあるので、興味のある方は是非利用してみてください。
あれ、私、文楽協会の回し者みたい……。


1月9日(火)
明日から大阪に行ってきます。職場の子と一緒に、国立文楽劇場に文楽観に行きます。半分仕事も含みつつ?な感じかも。あ、文楽というのは人形浄瑠璃のことです。太夫と三味線と人形遣いの三位一体の芸術です。実は、少しの間だけ浄瑠璃三味線を習っていたので文楽はとても好きです。でも、生で見るのはこれが2回目ですが。
堪能してきます!


1月7日(日)
あけましておめでとうございます。
しかし、気付くと7日ですよ。年明けてから、全然日記書いてませんでした。

年末年始に買った主なモノ
マンガ銀魂16巻
15巻が下ネタばかりで、この先大丈夫なのかとか思っていたら、16巻で人情話がいくつか入っていて、じーんときました。笑えてじーんと出来て、銀魂はスゴイです。
お話としては、土方さんの惚れた女うんぬんのセリフがステキすぎです。沖田さんや土方さんが血の通った人に感じられて、またまたじーん。沖田さんを殴りとばす近藤さんもかっこよすぎで。しかし、この巻、どうして神楽ちゃんの出番が少ないんだ!? キャッツアイだけ??? 次巻に期待です。
DVD銀魂6巻
今日届きました。表紙はサッちゃん。というか、危ない絵だ…。私の思い過ごしならいいですが。テレビ放送を録画しそこねた回があるのですごく楽しみです。
DVD パイレーツ・オブ・カリビアン デッドマンズチェスト
ジョニー・デップのために結局買いました。前に日記でも書きましたが、映画館に観に行ったんですけど、やはり1作目の方が、個人的には好きです。1作目は、幽霊船や海賊たち、捕われのお姫様?に勇気ある青年、そして魅力的なキャプテンと、まさに海賊映画な感じでしたが、2作目は一転、笑える海洋冒険ファンタジーになってました…。あくまで独断と偏見ではありますが。確かに、1作目よりは2作目の方が断然笑えます。事実、映画館で、私、何度も吹きだしましたから。テンポもいいので、ジェットコースターに乗るようにあっという間に時間が経ちます。しかし、3作目に続く、あのラストはやはりすっきりしないですね…。3作目が公開され、2と3を続けて見たら違うのかもしれないですが。
いろいろ不満な点もありますが、結局DVDを買ったのは、ジャック・スパロウがとにかく好きだから。1作目のDVDよりは、オマケ映像が増えていて、すごく嬉しいです。それにしても、キーラ・ナイトレイ、スタントほとんど自分でやったとは驚き。というか、スタントチームのチーフの人?が「彼女が女優でなければスカウトするのに」みたいなこと言っていて、さらにキーラすごい!とか思いました。オーランドもスタントは自分でこなせるところはこなすみたいですし、役者が自分でスタントしてるからこその、リアル感が面白さに繋がるのかもとか思いました。
3作目は今年公開なので、今から楽しみです。

この1週間、拍手してくださった方々ありがとうございます! 2007年もどうぞよろしくお願いいたします。



>>back