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ぼちぼち日記
毎日ではなくて、ぼちぼちと気が向いた時に書いてます


2007年

11月28日(水)
職場の話。
ついに7年以上勤めた職場を辞めました。
長かったなあ……。上の方の上司はともかくとして、掃除業者の方から、ボランティアスタッフの方、夜間勤務の方にまで、名残惜しまれて、ああ本当に、人間関係だけは良かった職場だったなあと再確認。プレゼントやお手紙も複数いただいて、最後なのに幸せを噛み締めました。
新しい職場は製造業なので、12月は一番忙しい次期なのですが、体に気をつけて頑張ろうと思います。


11月21日(水)
送別会の話。
職場の同僚の人たちが送別会を開いてくれました。実は、職場の正式な送別会兼忘年会は来月開催なのですが、課長以下の昼間の職員みんなでやった方が楽しいよってなことで(課長以下でも10人弱ですが)、わざわざ開いてくださったのです。
今の職場は7年ちょっともいて、愛着もあるし、仕事内容も好きでした。ただ、いいかげん正職員ではないっていうことと、上の方の上司に不満があって退職することにしましたが、こうしてみんなが会を開いてくれたり、私が去るのを惜しんでもらえると、ああ、いい職場だったんだなあと再確認です。人間関係がいいというのは、本当に働き易いすし、少々辛いことがあっても支えあいながら耐えられるもんだとすごく思ったし。
それに、私が入った当初から一緒に働いてきた課長とは、いつのまにか飲み仲間だし、同僚の女の子で、本当に「同僚」ではなく「大事な友達」とまで呼べる人も出来たし、いろんな出会いがあったのだなあと感慨しきり。
実際に職場に行くのは、あと4日限り。後を濁さないよう、頑張って勤めに励もうと思います。


11月19日(月)
フィギュアスケートフランス大会の話。
女子
シングルは浅田選手の圧勝でしたね。でも、ショートでは涙していた浅田選手。そんなとこ映すなよーとか思いつつも、もらい泣きしている私。最近めっきり涙腺がゆるくなりました。やっぱり練習であれだけキレイにトリプル+トリプルが飛べてたのに本番で飛べないっていうのは、フィギュアスケートがいかにメンタル面に左右される競技なのか、見ていて痛感しました。でも、優勝してよかった! フリーでは、ちゃんとトリプルアクセルにも挑戦してたし! グランプリファイナルが楽しみです。

男子では、やっぱりプレオベールが! 彼は本当に最高です。昨年からファンになりましたが、今季のプログラムも本当にステキ。ショートがアダムスファミリーで、フリーがドラキュラだなんて! 特にドラキュラでは、衣装にも凝ってて笑いました。鎖骨のあたりのレースを留めるブローチとか、いらんやろ!?とか思ったり。何だかんだで、ショートもフリーもホラーで固めてきた彼のセンス(もしくはコーチのセンス)に拍手です。滑りはまだまだ乱暴だし、勢いありすぎてごちゃごちゃした印象もあったりするけど、男子では、高橋選手、ランビエールと並んで好きです。
あと優勝したカナダのチャン選手がすごく良かった! 柔らかな美しさと、激しいたくましさの両方の演技が出来るって本当にすごい16歳です。ジャンプもキレイだし、滑りもキレイだし、言うことなし! これからどんな素晴らしいスケーターになるのか、すっごく気になりました。


11月15日(木)

フィギュアスケート中国大会の話。
男女シングルに関しては、アメリカ大会、カナダ大会よりレベルの高い大会でしたね。それは優勝者の得点を比べれば、明らかなことではありますが。

まず
女子。とにかく、キム・ヨナ選手が良かった! 彼女の演技というのは、美しさだけではなくて、例えばジャンプの高さだったり、そのスピード感だったり、古きよき時代のフィギュアスケートを彷彿とさせる何かがあります。今から10年ちょいくらい前に活躍した、中国の陳露選手なんかをちょっと思い出しますね。とにかく、フリーの演技では、他の選手が結構転倒だらけだったこともあるんですが、キム・ヨナ選手が抜きんでてました。彼女の滑っている間というのは、本当に至福のひとときで、個人的には、今季も安藤選手を応援しているんですけど、やっぱりキム・ヨナ選手もすごく応援したくなりました。
他の選手では、ユリア・セベスチェンにもっとジャンプを飛んでほしかったですね。彼女は憧れが伊藤みどりさんなだけに、ジャンプが高くて飛距離もあって本当にスゴイです。実は15年くらい前までは、こういう、高さのあるしっかりとしたジャンプを女子選手もガンガン飛んでたんですけど、年々、低空飛行になっていて、そこがちょっぴり残念ですね。現在は、ジャンプだけではなくて、複雑なステップだったり、体勢がしょっちゅう変わるスピンだったり、とにかく色々なことを演技中にしないといけないので、自然とジャンプにかける時間が減るからなのかもしれないですが。

男子では、ライザチェック、ウィアー、ランビエールの3強が良かったです。個人的に、とにかくランビエールが好きなので、たとえ、演技的にうまくいってなくても、彼を見ているだけで幸せでした。しかし、調子悪かったなあ、ランビエール……。対極的に絶好調だったのがウィアーでしたね。
ウィアーはいつも観ていて、なんか不安がつきまとう選手なんですが、中国大会ではSPもFSも、ものすごく安心して見ていられました。本当に安定しているし、動きも細かくてきれいだし、言うことないです。ライザチェックは、直線的な動きの多い選手ですけど、年々洗練されている感じがします。というか、スタイルが良すぎ! なんだこの長い手足とか思いました。

次回フランス大会には、浅田選手が出るそうで、今から楽しみです。



11月10日(土)〜12日(月)

京都旅行の話。
京都に行ってきました。とにかく寺とか巡りまくりな旅でした。

1日目。西本願寺→東本願寺→京都国立博物館「狩野永徳展」
この日のポイントは狩野永徳展。1ヶ月かぎり、しかも、今後これほど大規模な展示会は行えないだろうとのことから、ものすごい人でした。午後2時時点で1時間待ちで、実際には40分くらいで入れましたが、中も人、人、人! 特に、かの有名な、信長から謙信に与えられたという「洛中洛外屏風」はもー、ものすごい人だかりで、背後からめちゃくちゃ押されまくって死にかけました。あまりにすごい人すぎて、肝心の屏風絵の方はしっかり見れず残念でしたが、滅多に見られない狩野派の絵を沢山見られて幸せでした。

2日目。竜安寺→金閣寺→仁和寺→嵐山(昼食)→天竜寺→高雄→下鴨神社
この日のポイントは仁和寺。初めて行きましたが、もー、とにかく良かった。まず、金閣寺でものすごい人ごみに酔ったあとだっただけに、その静かさに癒されました。もちろん観光客は居ましたが、金閣寺の比ではなく、その上、金閣よりも見るところが沢山ありました。まずお寺の中なんですが、いくつもの渡り廊下を越えて、美しい庭や、沢山の部屋をゆっくり見ることができました。さらに、秋の特別公開の時期だったため、秘宝展も開催され、国宝の仏像も拝めました。普段は公開されていない金堂も公開中でしたが、こちらは、時間の都合でやむなく断念。それでも、敷地内に五重塔があったり、巨大な正門の両サイドには、大きな像が立っていたり、本当に盛りだくさんで、オススメです。
天竜寺の、天井画も良かったです。八方睨みの竜という有名なヤツで、これまた最近描かれたものですが、大迫力でした。建仁寺の天井画のような細やかさはないですが、ダイナミックな感じでした。

3日目。京都御所→二条城

予約しないと入れない京都御所は、常に御所付き?の警察官に見守られての見学でした。総勢100名くらいかな、老若男女問わずぞろぞろと案内のお姉さんの先導のもとついていきました。1時間コースでしたが、それでも、忙しかったですね。襖絵とかじっくり見たかったのに見られないし。でも、写真撮影がどこでもOKなので、ガンガン取り捲りました。お庭とか本当に風情があってキレイでしたし、天皇の公務の場所など、けっこう冷たい風とかどんどん入ってきそうで、冬はものすごく大変そうだとか思いました。というか、昔の人は本当に我慢強いです! 寒すぎでしょ、これでは!!! あ、余談ですが、待合所のようなところには、売店もあって、御所限定商品が沢山ありました。京都御所限定ハローキ●ィとかもあったので、集めている方にはオススメです。
二条城は、これで4回目くらいだと思いますが、いつ来ても面白いですね。私は、個人的に外観ぐるっとよりは、中にガンガン入りたい派なので、二条城は中を一周できるので、それだけで楽しいです。廊下は、うぐいす張りだし。襖絵とか、欄間とか本当にきれいだし。ただ、今、どんどん修復されて復元画に代わっているので、本物が見たい方は早めがいいかもです。もちろん、復元画はものすごくキレイでしたが。

そんなこんなで、3日間、京都を満喫してきました。まだまだ行っていないところが沢山あるので、また行きたいですね。

拍手をくださった方、ありがとうございます。予告なく、旅に出たり、むちゃくちゃなサイトですが、また見てくだされば嬉しいです。





11月7日(水)
聖エカテリニ修道院の話。
昨夜、ようやくNHKBS放送のビザンチン帝国の特集番組を録画できました。実はこの番組自体は似たものも含めて、見るのは3回目なのですが、ようやく録画にこぎつけた感じです。
そもそも、何でこんな特集番組なんか録画したかったのかといいますと、この回が、世界最古の修道院聖エカテリニ修道院の特集だからです。この修道院がちょっと独特でして、キリストの正教の修道院なのですが、食事を作ったり、雑務等で働いている方が、イスラム教の方たちなんです。かつては修道院内にモスクまであったそうで。とにかくすごく興味深い内容でした。建物も、美しいし、中のイコンなんかもすごくきれいだし、図書館にはビザンチン時代の書物など、貴重なものがたくさん!
ちなみに、この修道院が出来た頃、日本はまだ古墳時代だったそうです。どんだけ昔なんだ……。
フィギュアスケートの話。
明日から中国大会ですね。
先日、夜、男子のフリーやってて、見てましたが、カナダのジェフリー・バトル選手が、すごく素敵なスケーティングしていて見入ってしまいました。事実、技術点は60点ちょいだったのに、5項目採点(スケーティングスキルや音楽性の表現など)
の方では70点超え。中々、男子の放送もやってくれない民放さんなので、正直、嬉しかったです。
明日からは中国大会の放送ですね。でも、せっかくキム・ヨナ選手と村主選手が出るのに、BSでは深夜に放送みたいで残念です。地上波では7時くらいに放送なのかしら……。それにしても、キム・ヨナ選手は楽しみです。彼女を初めてテレビで見たのは、浅田選手が世界ジュニア選手権で優勝した年でした(まだシニアに行ってない時)。キム選手は、浅田選手に20点くらい差をつけられての2位だったんですが、その時は、演技の構成とかもあったのでしょうが、浅田選手よりもすごく美しく見えて、1回で好きになってしまいました。もちろん、その翌シーズン、初めてグランプリシリーズに出た時の浅田選手はそれはもうステキで、ビデオ録画したフリーとか5回以上繰り返し観たりしてましたが。
まあ、そんなこんなで、昨シーズンはグランプリファイナルで優勝したものの、世界選手権では残念な結果に終わったキム選手ですが、また新たにステキな演技をしてほしいですね。あの吸い付くような美しいスケーティングは、本当に目の保養です。
もちろん村主選手も楽しみ! 彼女は、昨今のスポーツ化著しいフィギュア界において、かなり独創的な世界をリンク上に表現できる稀有な選手だと個人的に思っているので。作シーズンは不調でしたが、今シーズンは何をやってくるのか、本当に楽しみです。



11月4日(日)

フィギュアスケートの話。
さて、フィギュアのシーズンがやってきました。昨年から、安藤選手を応援しだした私ですが、アメリカ大会では、本調子ではない安藤選手に終始ハラハラ。重そうな体といい、低いジャンプといい、果ては怪我のためにビールマンスピンは封印中だしで、これは厳しい得点になるかしらと思っていたら、割といい点でびっくりしました。でも、アメリカ大会が全体的にレベルが低かったおかげで助かった感じ。カナダ大会との上位3人の得点と比較しても、その差は歴然。グランプリシリーズって、結局、ファイナルに出られるかどうかは半分運の部分があるんだなあと再確認でした。

今年、新たに好きになった選手はグルジアの選手。カワイイ顔だし、ちゃんと「踊る」ことを知っている感じだし、ジャンプも高い! ……まあ、アメリカ大会では、そのジャンプがまるで飛べずに順位は高くなかったですが。

カナダ大会では、浅田選手よりも中野選手の方が技術点が高かったことに驚きですね。今シーズンから、ジャンプの踏み切りまできっちり採点されるらしくて、踏み切り方が少しでも違うと減点の対象になるとかで、大変らしいです。そんな中、中野選手のトリプルアクセルが正当に評価された結果、高い技術点になったのかなあと思いました。ただ、やはり全体的に見て、浅田選手は抜きん出てた感じ。素人の私なんかが見ても、やっぱり、ずっと見入ってしまうっていうのはすごく魅力的な演技なんだなあと思いました。 
それにしても、民放……。昨年もそうでしたが、アイスダンスとペア、せめてBS放送でいいから、全部やってほしいです。一昨年までは、NHKが放送権持ってましたが、こちらはさすが、スポンサー気にせず放送枠作れるせいか、ペアもアイスダンスも上位選手に限ってましたが時間とって放送してました。民放では、そこのあたりかなり難しいところでしょうが、ほんと、1時間でもいいから放送してほしいです。フィギュアスケートファンとしては、シングルのみの放送ではちょっと物足りない感じなので……。



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